ツール・ド・熊野第2ステージ(熊野山岳コース)

2009年5月28日から31日にかけて和歌山県三重県でツール・ド・熊野が開催されました。

レース観戦仲間からはぜひ見に行ったほうがいいレースと言われ続け、ぜひ見に行きたいレースのひとつでした。しかし、6月には広島で全日本選手権ロードレースもあるためにそうそう遠征費を捻出できません。

レースにも出ずに見に行くだけで万単位の金額がそうそう出せるはずもなく。。。

ということで、観戦をあきらめかけてたのですが、身内をだまし車を出してもらいました(笑)

さて、金曜日の夜に東京を出発し、熊野に着いたのは土曜日の朝。もうすでに会場には人が集まってきています。とりあえず間に合わない事態にならずにすみました。

余談はここまでにして、この第2ステージの見所は何と言っても丸山地区にある棚田。

この風景は走っている選手には見られないということもあり。観戦する人にとってはたまらない場所なのです。

この棚田までは、レース観戦のお仲間さんにスタート地点から車で連れて行ってもらいました。

同じ車で宇都宮ブリッツェンCHISAKO選手のお母さまもご一緒だったので、いろいろお話しをさせていただきました。

肝心のレースなのですが、まず先にゴールするのが女子選手。しかも女子は棚田の頂上地点がゴール場所ということでCHISAKO選手のお母さまはCHISAKO選手がいつやって来るのかしっかりチェックされていらっしゃいました。その目はかなりのもので、私は全然見つけられなかった選手達をどんどん見つけていきます。さすがです。

そんなお母さまの思いが通じたのかCHISAKO選手がこの日はトップでゴール!!

こういう時はお母さまは大喜びです!!

(ゴール直後にダウンをして現れたところもビデオカメラを回していました。)

女子選手はカテゴリー分けがなく、トップ選手から自転車を始めたばかりの選手が同じレースを走ります。レース後には上位の3選手に混じって一緒に写真を撮るというだけで興奮している選手の姿を見て、ほのぼのとした雰囲気がまたたまりません。

(写真いちばん左がこのレース2位の森田正美選手、右から2人めがこのレース優勝のCHISAKO選手、いちばん右がこのレース3位の豊岡英子選手)

その後私だけ場所を移動し棚田がキレイに見えるポイントに。
そこから見える棚田は美しく、その中を選手が走り抜けて行く姿は日本らしい風景とサイクルロードレースの融合は絵になることを教えてくれます。

棚田での観戦を優先してゴールシーンの観戦をパスしてしまいましたが、このステージでは棚田の魅力を存分に満喫できたのでそれはそれで良かったです。

来年見に行けるかはわからないけれど、今後も継続して欲しいと思うレースのひとつになりました。



男子選手の走っている様子です。棚田の頂上までもうすぐの地点のため、ちょっと苦しい表情をしている選手もいます。