全日本実業団サイクルロードレースinみやだ(1日め・ヒルクライム)

2009シーズンの実業団最終戦後のプレーオフ大会として位置づけられたこの大会。
大会要項が発表された時には「2010シーズンのチーム・選手選考会」となっていました。

つまり、2010シーズンのTRクラスへの出場をかけて戦うレースとなったのです。
ということで、2010シーズンはTRクラスで走れるコンチネンタル登録チームは出場しないし、
クラブチームでも有力チーム、有力選手は参加しません。

トップ選手の走りを見たいのなら来て見るのはしんどいレースなのかなと思いつつも、
新宿駅西口バスターミナルを午前7時に出発する高速バスで駒ヶ根インターまで移動。

インターバス停でタクシー待ちをしている間に受けた洗礼はこのバス停。

地名なのかどうなのか、気になってはみたものの何も調べていなかったりして・・・

そんなことはさておき、タクシーで集合場所に到着したところ、ゴール地点行きシャトルバスの
発車時間ギリギリということもあって、誘導員さんにいきなりシャトルバスに乗せられ、ゴール地点に直行。

ここがゴール地点。

みやだの初日はヒルクライム
スタートからゴールまでは一本道なので、レース観戦はどこか1か所でしかできません。
ということで、今回はゴール地点を観戦ポイントにしたのです。

さて、シャトルバスで約30分かかりゴール地点に着いたものの、この時点でレースが始まる約1時間前。
もちろん選手はやってくるはずもなく、お話しもできないままレースはスタートするのです。

審判員の方こそ無線を持っているものの、内容が全然聞こえず、レースが始まっても展開はわからずじまい。
プレスバイクに乗ったカメラマン高木氏に途中の上位3名の名前を教えてもらい、なんとなくイメージをしながらゴールを待ちます。

1位でゴールを駆け抜けたのはダイハツ・ボンシャンス飯田の外勢健一朗選手

(外勢選手)


2位はたかだフレンドレーシングの若松達人選手

(若松選手)

3位はダイハツ・ボンシャンス飯田の才田直人選手

(才田選手)

4位はMASSA−FOCUS−OUTDOOR PRODUCTSの中里聡史選手

5位はスワコレーシングチームの山本聖吾選手

(山本選手)

6位はオーベストの中野清太郎選手でした。

(中野選手)

そんな中、ゴールシーンが印象的だったのは7位でゴールしたダイハツ・ボンシャンス飯田の奈良基選手

(奈良選手)
両手で示しているのは順位の「7」なんです。なかなかしゃれてますよね、というか、人生初のヒルクライムレースでめちゃめちゃ余裕ではないですか。

初日の表彰式は夕方ホテルで食事を兼ねて行われ、ひっそり会場に潜入してきました(笑)

(ERクラス1位の小田尚弘選手。47歳には見えませんでした。)


(TR&BR−1クラスの表彰式、左から2人めは8位のクラブシルベストの北正樹選手)


(賞品について語り合う中里聡史選手(右)と辻貴光選手)

夕方から時間を変えての表彰式で、選手たちもお風呂にはいるなどレース直後の独特な雰囲気はなくゆったりまったりとした時間が流れていきました。
これだけしっかりした表彰式だったら、もっと多くの人に参加してもらいたかったような気もしました。

こうしてみやだの1日めは終わるのでした。
翌日はクリテリウム形式のレースがあるので、宮田村内にあるペンションでお泊まりです。