第3回・集団走行練習会〜速く強くの前に安全に美しく自転車に乗ろう〜

ケガからようやく仕事に復帰し、このイベントにも参加することができました。

今回が第3回めとなる集団走行練習会、第2回めは2009年12月に埼玉・彩湖で開催され、今回は大井埠頭での開催となりました。

まだ自転車に乗れないので、電車&モノレールで会場入りしました。モノレールで海岸通り付近を通過すると、第1回のイベントの際に転倒事故を起こした交差点が車窓に見えるんです・・・そのときばかりはちょっとブルーでした。

会場の大井税関前交差点脇のみなとが丘埠頭公園にはすでに参加者のみなさんが集合していて、簡単な自己紹介とともにイベントが始まりました。

周囲を見渡すと、池の周辺は氷が張っています。

それだけ寒い中みなさんよく集まってくるなと感心させられます。もちろん、そんな中自転車に乗らずに会場入りした私ももの好きと言われればそれまでですが・・・

イベントは簡単な勉強からスタートします。
ハンドサインの出し方を簡単に習い、

その後、集団走行をする際の方法、注意事項の解説があり、

そして実際に集団走行を行い、大井埠頭のコースを3周回しました。

集団走行は参加者数の関係で3組に分かれて行われました。
私は大井税関前交差点付近(TOJ東京ステージのゴール地点)の周辺で場所を変えながら見学していたのですが、それぞれの組で走りにカラーがあって、和気あいあいとした雰囲気のチームもあれば、淡々と走っているチームもあったり、集団走行がちょっとばらけてしまっているように見えるチームがあったりと見ていて楽しかったです。
また、各チームは3分の感覚をあけてスタート地点を出発したのですが、1組めと2組めの差がどんどん開いていき、3組めが2組めに追いついてしまったりとその点でもチームによって差がありました。

正直なところ、このイベントは毎回講師も参加者も変わるため、同じ内容を試みてもアウトプットされるものがその回によって変化しているというように感じました。なので、1回参加したひとでも2回3回と回を重ねるごとにまた違った発見をできる余地がありそうに見えました。

そして、無報酬で講師を務めている方々には頭が下がる思いでした。自分たちがレースを走るのにレーススキルのない人と走って事故に巻き込まれたらタイヘンだという思いがあるように思っていたのですが、純粋に一緒にレースを走る仲間を増やしたいという思いを持っていることも伝わってきました。

もしかしたら、私の主観だけなので、みなさんがどのように思っているのかわからないのですが・・・
機会があればじっくりお話しをできればと思っています。

最後にちょっとすごいと思ったのが、講師を務めた方がいろいろなチームの人たち(ラバネロ、チバポンズ、スキップ、なるしま などなど・・・)がいたことです。ロードレースの世界は狭いですからと言えばそれまでなのでしょうが、そんな横の連携がとれているのを感じられたのも私の収穫のひとつではないでしょうか。

そして、講習会を見学中にコムレイドジャイアントの平林昌樹選手がたまたま大井で練習をしていたらしく、私も彼を発見したのですが、彼も私を発見したようで、平林選手が走行中にいきなり「あーーーー!!!!」というものだから、とっても恥ずかしい思いをしてしまいました・・・(笑)

そして、練習会終了後に休憩をとっていた平林選手を直撃してお話しを伺おうかと思ったところ、「自転車で転んだでしょう!!」と先制攻撃を受けてしまいました・・・

2010シーズンのこと、現在の調子のことなど少しお話しを聞かせてもらって解散となりました。

ここまででまだ午前中のおはなし。それだけ密度の濃い時間を過ごせました。